所有する不動産の資産価値を調べる方法として不動産会社に査定をしてもらうという方法があります。
実はその査定には「簡易査定」「訪問査定」の2つがあることをご存じでしょうか。
今回の記事では、簡易査定と訪問査定に関して解説します。

▼簡易査定と訪問査定の違いについて
■簡易査定について
簡易査定とは、実際に対象不動産を確認することなく、過去の取引結果や周辺相場からおおよその査定額を算出する方法です。
机上査定とも呼ばれています。
簡易査定では過去のデータに基づき査定を行っているので、「おおよその価格を知りたい」「不動産会社を依頼する際に比較したい」
という時に参考になります。

■訪問査定について
不動産会社の担当者が実際に現地に足を運び、細かい調査を行うのが訪問査定です。
不動産会社は、訪問査定用の物件調査表に従って詳細の項目を確認していきます。
また、法令上の制限の確認も行います。

▼それぞれのメリット・デメリット
■簡易査定のメリット・デメリット
簡易査定の最大のメリットは手軽さです。
ほとんどの簡易査定ではインターネットを通じて、または電話で簡単に申込できるようになっています。
簡易査定に要する時間は、インターネットからだと数日、電話であれば30分～1時間程度で査定が終了することもあります。
一方、デメリットは正確な査定価格は出せないという点です。
例えば建物が思っていたより傷んでいても、逆に手入れが行き届いていても査定の計算には含まれません。
良くも悪くも、表面の査定しか行えないのです。

■訪問査定のメリット・デメリット
訪問査定のメリットは物件の個別事情を反映した精度の高い査定価格が算出される事です。
また、不動産会社の担当者の人柄を知ることができます。
一方、デメリットは営業担当者が実際に訪れるので、時間を取られたり準備に手間がかかったりします。

▼まとめ
不動産の査定は簡易査定と訪問査定の2つがあります。
簡易査定は手軽さ、訪問査定には精度の高いというメリットがあることが特徴です。
その時々の状況に応じて使い分けましょう。
タカクラ株式会社でも不動産売却の会社を水戸で営業しております。
査定も承っておりますので。お気軽にご相談ください。