所有する不動産を売却する際に必ず必要になる訪問査定。
この訪問査定が意外と時間がかかることをご存じでしょうか。
今回の記事では、訪問査定の際の所要時間に関して解説いたします。

▼訪問査定の所要時間について
■現地での所要時間
訪問査定では机上査定で行った書類上の査定に加え、実際に現地に足を運び詳細に調査した上で査定価格を算出します。
実際に調査するのは、建物や設備の劣化度合い・日当たり・利便性や周辺のインフラ状況等です。
それらを調査するのに、数十分～2時間程度かかります。
一戸建て・土地の場合は境界標(隣地との境界点に置かれている目印)の確認、マンションの場合は共有部分の確認も当日行います。

■査定結果が出るまでの所要時間
査定の結果は早ければ査定当日に出ますが、1週間程度かかる場合もあります。
現地確認後に役所や法務局に出向き、現地に関係する法規制や隣地との境界・地盤などを確認する作業が必要になることがあるためです。

▼訪問査定が長引くケース
■現地訪問時に欠陥が大量に発見された時
物件内部の欠陥が大量に発見された場合や騒音被害が酷い場合などは、簡易査定で算出した額を差し引かなければなりません。
本来、訪問査定は「簡易査定の確認」という意味合いが強いのですが、実情が想像とかけ離れていると査定が長引くことがあります。

■別途の役所調査が必要な場合
家の地盤に問題がありそうな時や近隣との境界があやふやな時は、管轄の役所での確認作業が発生します。
この作業に1～2日程度かかるので、査定が長引くことがあります。

▼まとめ
訪問査定では訪問当日に査定結果が出ることもありますが、1週間程度かかる場合もあります。
不動産売却には時間がかかるため、余裕を持った予定を組みましょう。
タカクラ株式会社では、不動産売却のお手伝いをしております。
お客様の気持ちや意思を尊重し、売却プランを提示させていただきます。